大師寺 お知らせ

ご祈祷・ご供養についてご相談下さい。

当山にては、菩提寺が無くてお悩みの方、菩提寺が遠くて先祖供養が出来ないという方ご相談下さい。皆様方のご先祖様や故人のご冥福をお祈り致します。 また、ご葬儀・法事・先祖供養・水子供養・月参り・春秋彼岸、お盆参り・悩み事・開運厄除祈祷等ご相談承ります。

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お知らせ

大師寺 からのお知らせ

2010年05月24日

山中に何の楽しびあるか・・・・・

『家も無く国も無し、郷属(きょうぞく)を離れたり。子にに非(あら)ず、孑(けつ)「ひとり」として貧を安むず、澗水(かんすい)一杯朝(あした)にを支(ささ)え山霞一咽(やまかすみいちえん)夕(ゆう)に神(しん)「心」を谷(やしな)ふ。懸蘿細草(けんらさいそう)、体(てい)を覆(おお)ふに堪(た)えたり。荊葉杉皮(けいようさんぴ)、是れ我が茵(しとね)なり』

-----弘法大師「性霊集」

*血縁にまつわる愛と憎しみの葛藤(かっとう)、国家権力にまつわる醜(みにく)い勢力争い、そのようなものは全て自分の眼中にはない、家名(かめい)を継(つ)がねばならぬとか、主君に仕える者の束縛(そくばく)もない。ただひとり仏道を念じ、朝には谷川の清らかな水を汲(く)み、夕べには、山のかすみを吸って、身も心もすがすがしい気持ちにひたる。つたかずらの類をもって着物とし、いばらの葉や、杉の木の皮をもって寝床にするように、自然を友として何の不自由もありません」というような意味です。