大師寺 お知らせ

ご祈祷・ご供養についてご相談下さい。

当山にては、菩提寺が無くてお悩みの方、菩提寺が遠くて先祖供養が出来ないという方ご相談下さい。皆様方のご先祖様や故人のご冥福をお祈り致します。 また、ご葬儀・法事・先祖供養・水子供養・月参り・春秋彼岸、お盆参り・悩み事・開運厄除祈祷等ご相談承ります。

TEL 0749-22-7304

※当寺では壇家さんへのお参りなどでやむを得ず留守にする事があります。
ご祈祷やご供養・悩み事相談を申し込まれる方は、事前に予約をお願いします。
まずはお電話ください。

お知らせ

大師寺 からのお知らせ

2020年10月13日

古井戸のたとえ・・・・

ひとりの男が罪を犯して逃げた。
追っ手が迫ってきたので、彼は絶体絶命になって、ふと足下を見ると、古井戸があり、藤蔓(ふじつる)が下がっている。
彼はその藤蔓(ふじつる)をつたって、井戸の中へ降りようとすると、下で毒蛇が口を開けて待っているのが見える。
しかたなくその藤蔓を命の綱にして、宙にぶら下がっている。
やがて、手が抜けそうに痛んでくる。
そのうえ白黒二匹の鼠(ねずみ)が現れて、その藤蔓をかじり始める。
藤蔓(ふじつる)がかみ切られたとき、下へ落ちて餌食(えじき)にならなければならない。
そのとき、ふと頭をあげて上を見ると、蜂の巣からはちみつの甘いしずくが一滴二滴と口の中へしたたり落ちてくる。
すると、男は自分の危い立場を忘れて、うっとりとなるのである。
この比喩(たとえ)で、「ひとり」とは、ひとり生まれひとり死ぬ孤独の姿であり、
「追っ手」や「毒蛇」は、この欲のもとになるおのれの身体のことであり、
「古井戸の藤蔓」とは、人の命のことであり、「白黒二匹の鼠」とは、歳月を示し、「蜂蜜のしずく」とは、眼前の欲の楽しみの事である。

・・・・・・・・「譬喩経(ひゆきょう)」より