大師寺 お知らせ

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当山にては、菩提寺が無くてお悩みの方、菩提寺が遠くて先祖供養が出来ないという方ご相談下さい。皆様方のご先祖様や故人のご冥福をお祈り致します。 また、ご葬儀・法事・先祖供養・水子供養・月参り・春秋彼岸、お盆参り・悩み事・開運厄除祈祷等ご相談承ります。

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お知らせ

大師寺 からのお知らせ

2011年03月10日

延命十句観音経

延命(えんめい)十(じつ)句(く)観音経(かんのんぎよう)

観世音(かんぜおん)   南無(なむ)仏(ぶつ)

与(よ)仏有(ぶつう)因(いん)  与(よ)仏有縁(ぶつうえん)

仏法僧(ぶつぽうそう)縁(えん)  常楽(じようらく)我(が)浄(じよう)

朝(ちよう)念(ねん)観世音(かんぜおん) 暮(ぼ)念(ねん)観世音(かんぜおん)

念念(ねんねん)従(じゆう)心(しん)起(き) 念念(ねんねん)不離(ふり)心(しん)

 

南無(なむ)大慈大悲(だいじだいひ)観世音(かんぜおん)菩薩(ぼさ)

 

種種(しゆじゆ)重罪(じゆうざい) 五(ご)逆消滅(ぎやくしようめつ)

自他(じた)平等(びようどう) 即身成仏(そくしんじようぶつ)

          真言宗 大 師 寺(彦根駅前の弘法さん)



『十句観音経』の意味
   
観世音菩薩さまに。仏さまに。帰依いたします。
私は仏さまとともにある因や、仏さまとともにあるご縁で生かされています。
仏法僧のご縁によって、常に楽しくきよらかな悟りの境地を与えてください。
朝に観世音菩薩さまを念じ、夕に観世音菩薩さまを念じています。
その一念一念はたえず心の中にあります、心が観世音菩薩さまから離れる事はないでしょう。

*常楽我浄(じょうらくがじょう)について、

常 - 仏や涅槃の境涯は、常住で永遠に不滅不変なのです。
楽 - 仏や涅槃の境涯は、人間の苦を離れたところに真の安楽なのです。
我 - 仏や涅槃の境涯は、人間本位の自我を離れ、如来我(仏性)があるのです。
浄 - 仏や涅槃の境涯は、煩悩を離れ浄化された清浄な世界なのです。
 
*涅槃(ねはん)の四徳。

常住不変の常、安楽で苦を離れた楽、自在で障りとなるもののない我、迷いがなく無垢(むく)清浄である浄。転じて、極楽浄土にいるように何の心配もない、のどかな生活にいうのです。